will1
奴隷狩りに遭ったエルフの娘。
過酷な奴隷生活を覚悟するも、売られた先で意外なことにその身の自由を与えられる。
ただし代わりに呪われた首輪と理不尽な借金を背負わされ、
その上監視のつもりか半ば押し付けられるかたちで用心棒として一人の男を雇うハメに・・・・・・
無事本当の自由を取り戻すことが出来るのか、それとも――

●世界観
魔王軍との戦争が終わったのが約300年前。
魔界との境界は閉ざされ魔王を討った勇者は戻らず、それでも未だ魔物は残る。
各地を防衛し英雄となった王族・騎士達も、戦後は自らの領地を主張しあい
そういった紛争は少なからず今も続くが、人間世界は徐々にまとまりつつあった。

過去の大戦には人間と共に戦ったエルフ達も、
そのとき人間から齎された疫病や誘拐により多くの同胞を失ったことから、
エルフの郷である精霊の森に結界を張り、必要以上の外界との接触は絶っていた。


●キャラクター紹介
主人公


 エマ(仮)

エルフの少女。
本名は別にあるが、洗礼名『エマ』を伝統的に通名とする。
成人の儀を終えたばかりの若年の彼女は、部族内の通例として狩猟・採集の部門に配属されているが、将来的には研究職を希望している。
狩りで獲物を追いすぎ、仲間から逸れた上に結界外に出てしまい、エルフ狙いの奴隷狩りの一味に捕獲される。

狩猟用の短弓が少し扱える程度と通常の戦闘スキルは低いが、回復の法術が使える。
ウィリーbu

 ウィリー

エマが雇わされた傭兵。
元は他国の少年兵捕虜として闘技場に連れてこられた剣奴だったが、公爵にその腕を買われ従者として取り立てられる。
笑顔が苦手で真面目な性格であり、特に喋らないわけでも不機嫌なわけでもないが、見た目からあまり良い先入観を持たれない。
さらに少年期・青年期には恋愛対象としての女性とは縁がなかったため、そのような接し方がわからない。

主に大剣を振るい、闘技場での経験から対人だけではなく猛獣との戦闘にも慣れている。
公爵
 リチャード

ウィリーの直接の主であり、エマを買った老公爵。
街の噂では、彼は数百年生きる魔術師で、
過去にはその領地が大戦の最前線の拠点であり、
戦闘においても大きな功績を上げ公爵位を得たという。
当時の多くの軍隊とそこに商機を見出した者達によって栄え、現在は王都に並ぶ経済拠点であり、領外にも大きな影響力を持つ。
内政、公務などは子息らに任せ、本人はほぼ隠居している。

娼館主  ジーナ

公的認可を持つ娼館の女主人。
エマに同じくエルフだが、大戦時に森から出て以来戻らず、人間社会で暮らしている。
戦後様々な事情で残された女性を取りまとめ、その活動の一つの形として今の娼館がある。
いつも微笑を浮かべているがそれ以外の表情は見せず、いかなる状況でも理性的に判断する。
リスリー
 リスリー

娼館に所属する娼婦。
小柄で女児のような体つきをしているが20歳を超えている。
少し弱気な性格。
幼いときから目が悪く、見えないわけではないが耳と鼻のほうが利く。
子供時代に両親を亡くし、弟と共に教団の養護施設に保護されていたが、成人となって施設を出ると早いうちに娼婦となった。
理由としては、目のこともあり他に働けるところがなく処女でもなかったから。
マーサ
 マーサ

主に違法の売春宿で売りをしている女。
とても気さくで、はっきりした性格。
娘時代に領内を訪れていた旅人と恋仲になり親に反対されて家出までしたが、その旅人には置いていかれる。
それを機に自棄になって娼婦として生きることを決めた。
しかし割りと性にあってたようで楽しくやっている。
元リスリーの同僚であり、今も彼女と同棲している。
教団員1
 フランク

『教団』といわれる宗教団体の修道士。
退魔局に所属し1班長をしており、退魔師としての腕は確かで公爵領内では随一と言われている。
しかし割りあい不真面目で普段は飄々としている。
細い目が特徴。
教団員2
 ノエル

修道士の一人。
孤児であり、同じ施設へ来たリスリーとは知り合い。
幼少期から退魔師の修行をしており、少年時代にはそれがイヤでたまに逃げ出してはしばらく帰らないこともしばしば。
正式に退魔師を務めるようになってからは真面目に従事している。
ツンデレ。